シャンパン本物のシャンパンのご紹介
シャンパンについて

コミック「ソムリエ」読みました。それによると、シャンパンは30年前の
ブルゴーニュワインと同じ状況に置かれているそうです。個人生産ものは
殆ど現地で消費され、輸出されていないという状況です。当店には、その
個人生産のワインがございますので、違いを説明しようと思います。

まず、ワイン生産の形態ですが、NM・SM・RMという形態があります。
NMは、ネゴシアンマニピュラントといってワイン商が葡萄ジュース(マスト)
を買い付けてワインを造る形態。SMマニピュラントは共同組合でもちよって
造る形態・RMレコルタントマニピュラントは葡萄からワインまで一つの生産
農家で造る形態です、こだわった生産者は必ずこの形態です。もうお分かり
のように一番格上はこのRMの形態でいわゆるシャトーもの、ドメーヌもの、
と呼ばれているものです。これは葡萄の房を一つずつ手摘みし腐った葡萄や
カビのでたもの、状態の良くない物を破棄して健康な葡萄のみを選ぶことが
出来ます。(これを選果といいます。)ところが、NMに至っては、生産農
家は葡萄ジュースでだしますので状態の良くない葡萄も量をふやすためにど
んどんといれます。しかもコストダウンのためには機械による収穫も行いま
すがこの機械が葡萄の木を強烈に揺らして房を地面に落として収穫するので
葡萄の状態もさらに悪くなります。悪い葡萄を使うとワインになったときに
けもの臭とかワインの味とかに悪影響を及ぼし、耐用年数も著しく落ちます。
しかも、生産時の小細工がとても増えてしまうので生産時点でワインの酸化
が通常よりも進んでしまうのです。そのために、安いワインは健康な葡萄を
使うよりもはるかに多くの酸化防止剤や防腐剤が必要になり二日酔いがでた
りするのです。国産の低価格のワインの場合はもっと理由があって安い葡萄
ジュースを濃縮して運送経費を圧縮して輸入してから水をいれて復元し
(濃縮還元です。)発酵致します。そしてテクニックとしてミクロフィルター
とか減圧の発酵法とかを用いてとにかくコストダウンを目的に造られます。
低価格ワインと本物のワインはまるで別物なのです。

−ドンペリよりも安くて2ランクも上のシャンパンがある。−

 通常知られていない話しを書いていますが、今度ドンペリを見掛けたらラ
ベルをチェックしてみてください。“NM”ってほんとに小さく入ってます
。有名所のモエ、ヴーヴクリコ、全てに入ってます。そうです。シャンパー
ニュ地方で瓶内二次発酵を経て造られる発泡性ワインをシャンパンと呼びま
すが、なんとドンペリはその中で一番格下なのです。先日の勉強会ではモエ
シャンドンからイタリアのシャンパン方式のスパークリングワインを全て味
見してきました。その中で本物のシャンパンでしかもRM(生産者元詰)の
グランドクリュのノンヴィンテージとヴィンテージのシャンパーニュを飲ん
できました。ちなみにこのノンヴィンテージのバルノーグランレゼルブは昨
年、田崎真也さんが選んだベストシャンパーニュだったものです。結果はま
ざまざとその違いを見せつけられました。自分たちが今まで高級だと思って
いたシャンパンは何だったのかという感じです。 1999年

後日、バルノーよりも美味しいシャンパンを見つけました。
ドメーヌ パトリスマルクです。

値段は約4割も安い、ドンペリの半分以下です。
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