古酒はなぜ、燗に向くのでしょう? ・まず、日本酒には大きく3つの酸が含まれています。 1,リンゴ酸・・・冷刺酸系といって冷やして旨い酸です。ワインには これがたっぷり入っています。特にドイツの白ワイン。 2,乳酸・・・温刺酸系といって暖めてうまい酸です。赤ワインの方が 白ワインよりたくさん入っています。 3,琥珀酸・・・においを消してくれる酸で日本酒特有です。 これが日本酒がにおい消しに使われる理由です。 よって、通常燗に向くのは、 リンゴ酸を多く含む吟醸酒よりも乳酸を多く含むお酒の方が いいことになります。料理酒に吟醸酒が向かないのはこういう 理由からです。 熟成というのは、裸のアルコールのまわりに水分子が複雑な反応をし のどごしを良くし、乳酸がふえるような変化が起こります。 こうしてうまみのあつくなったお酒を燗にするとこんどは古酒独特の ひねもすがたを消しなんともいえない味わいになります。 古酒単独でなく、ブレンドでもたのしめますので是非おためしください。 |