2001.10.10-11

ワイン合同勉強会 in 心斎橋

心斎橋(通称ミナミ−東京の渋谷のような町)にワインの研修会のために
泊まりました。1-7と9-12の2部にてワインの勉強をし7-9はフレンチのお店
に行き、12時からあとはミナミとキタのワインバーに行き、次の日はワイン
関西に行ってきました。(キタは東京の銀座のようなところ)
大阪に住んでいて、大阪で外泊するって全くなかったのですが、なかなか良い
経験でした。ミナミ、キタのロケーションの良さをあらためて認知しました。
研修会の模様は現在作成中ですが、
当日お世話になったお店はこのとおり。
フランス料理の店 アミチェ 心斎橋一丁目
・シェフの住まいがあとで分かったのだけれどうちの近所でした。
席数はざっと30席で、6階にあります。
すごく上品な味付けでした。私も東京、福岡は何回も行ってますが、今回の
フレンチはさすが大阪、レベルが高いと思いました。
こちらは新地のVINdeVIN様に紹介して頂きました。
ピノノアール 心斎橋
・女の子二人でされているこじんまりとしたワインバー
カウンターが8席くらいとテーブルが10人くらい座れる。
なかなか落ち着いた良い雰囲気。ここは2階です。
VINdeVIN 北新地
・想像以上にハイソで天井も高くて雑誌やロケに出てきそうなお店。
今回はこちらの岡田様に大変にお世話になりました。
こちらのお店が午前2時閉店で最期までいて帰還しました。
品揃えはとても豊富です。ただ、ブノアントがリストに載っていて
なんでブノアントがあってアルノーアントがないのかと聞きましたら、
アルノーアントを探していたけれど手に入らなかったので弟のブノアントを
入れている、とのことでした。すかさず、私どもにありますと行っておきました
(^_^;)。
ちなみにブノアントも小さな作り手で20樽くらいしか生産しておらず、
アルノーアントの元に私ども現地駐在員が行った折りに良ければ買う予定だったけれど
あまり良くないので買わなかったら別のインポーターが買い付け、あたかも兄貴の
アルノーアントと同じようなキャラクターのワインということで結構高く売りさばいて
いるような状況になっているようです。

3時に就寝し翌日は8時から移動の準備を始めて10時過ぎにワイン関西の会場に入る。
美味しいワインを求めて全国から集まった13名の有志で探すけれどこれと
いったものがない。特に悪くなった高いワインを平気で試飲させている
有名インポーターには驚いた。

時間がとれたら、当日のブラインドテストのワインの写真をアップします。

第一部 3時〜
ブラインド・ティスティング
・1と2の飲み比べ
テーマ
Qどちらが高いか?
A圧倒的にランシュバージュだったが、アサバチェのクリアンサも飲みやすさで善戦する。ランシュバージュは色もボルドーらしく濃いめで、またグリセリンをたつぷりと含んでいるようにエッジが盛り上がっていた。しかしながら、樽香がきつく、グラスに注いでから30分から1時間くらいがまぁまぁ美味しいときだった。
クリアンサは結構バニラっぽい樽香が上品についていてエッジのもりあがりやパワーそのものは弱いけれど飲みやすかった。
両者の価格差は約10倍。
・3のセパージュと産地、ヴィンテージを当てる
これは、少し前にリースリングの飲み比べをやっていたので、アルザス・ルネフライト・リースリングまでは、わかりました。が、ビンテージは98と予想したものの96。
このワインのパワーをはからずも感じてしまいました。
・4のセパージュと産地を当てる。
ソーヴィニョンブラン、サンセールまではわかりました。で、驚くのは、このペリエールのサンセールはあの「猫のションベン」と形容された嫌みな香が一切ない素晴らしいワインです。これは、収穫量を厳格に制限し選菓をきちんとやっているためです。
5,セパージュを当てる

このサンセールはいやな香がまったくなくて繊細に飲める素晴らしいワインです。

78の頃のワイン騎士道にワインは実に素晴らしい。ピノが見事に熟成していました。

知る人ぞ知る、ヴァンサンダンセールの赤 旨かったです。



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